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海外移住をするときに日本の電化製品を持ってくる上で考えるべきこと

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海外移住をする上で、日本で利用しているお気に入りの電化製品を移住先の国に持っていきたいこともあると思います。

電化製品によっては、対応する電圧の幅が広く、現地でそのまま利用可能なものもありますが、そうでないものもあります。

特に生活、健康系、美容系の家電は日本の電圧でないと使えないことのほうが多かったりします。

そこで、日本の電化製品を移住先の国に持っていく上で考えるべきことを書いていきます。

このエントリーは、お使いの電化製品が海外でも利用可能であることを保証するものではありません。また、日本の電化製品を海外で正しく使わないと、火災の原因になることもありますので、ご注意ください。

日本の電化製品を海外で使うのは自己責任

私の経験上海外で利用したからと言って壊れてしまった電化製品はありません。ニュージーランドの電圧でも利用可能な電化製品は直接コンセントにつなぎ、日本の電圧でなければ利用できない電化製品は変圧器を利用しています。

ただ、日本で購入した電化製品は、基本的に日本国内での使用を想定しているので、仮に利用できたとしても保証対象外になる場合が多いと思います。

また、万が一破損しても現地で同じものが入手できる可能性も少ないので、この点についても自己責任で利用してください。

日本の電化製品を海外で使うことの注意点

日本の電化製品を使う際に、その電化製品の対応する電圧が100V/110Vの場合は、変圧器を使用する必要があります。

例えばこれは我が家で使っている布団乾燥機の表記ですが、定格電圧が100Vのため、日本の電圧でないと利用することができず、また、消費電力が550/560wとなっているので、この電力をカバーできる変圧器が必要になります。

このような場合に購入する変圧器ですが、例えば1000VAの変圧器を利用すれば大丈夫です。

ただ、これくらいのものになると、据え置きで利用することが前提になります。

私の経験上、据え置き型の変圧器は1000Wが一番バランスがいいと思います。特別な理由がないのであれば、1000Wの変圧器を据え置きで使うことをおすすめします。

それほど消費電力の大きくない電化製品を使う場合

例えば、美容家電や理容家電はそれほど消費電力が大きくありません。

バリカンなんかは10Wで使えるものもあります。この場合は1000Wの大きくて重たい変圧器ではなく、小型で取り回しのしやすい変圧器を入手しましょう。

こちらも個人的な経験ではありますが、100Wのものがあれば困ることはないと思います。

現地の電圧でも利用可能な電化製品の注意点

また、仮に利用する電化製品が現地の電圧でも利用可能だとしても、コンセントにつなぐケーブルが日本での利用を想定したものになっている可能性があります。

この場合は、コンセントの変換アダプタを利用してコンセントにつないでも、ケーブルが発熱してしまう場合がありますので、変換アダプタではなく、電源ケーブルを入手することをおすすめします。

ニュージーランドの場合はPB Techなどに行くと売っています。例えば以下のようなものがありますので、お使いの電化製品に合うものを探してみてください。

基本的に現地で買えるものは現地で買うほうがおすすめ

そういうわけで、電化製品を海外に持っていくときの注意点について書きました。お気に入りの電化製品がある場合は、現地で利用可能かを検討してみてください。

ここまで書いてみて元も子もないのかもしれないんですが、一番安全なのは現地で電化製品を入手することです。

ですが、現地ではどうしても入手できないものや、気に入った電化製品であるならば、自己責任で持ってきても良いと思います。

著者について
殿内誠司・とのっちょ・tonoccho
殿内誠司・とのっちょ・tonoccho
サイト管理者・執筆者
2014年からニュージーランドに移住し、2023年にPermanent Resident VISAを取得、現在はWest Aucklandに在住し現地企業でプログラマーとして働いている。現地在住者ならではの情報発信をしたいと思いこのサイトを2024年9月に立ち上げた。趣味は家庭菜園、DIY、写真など。
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