New Zealandに移住してやるようになった趣味の一つがDIYです。
日本にいたときは、よくわからないしうるさそうだし木くずとかの掃除も大変操舵してあまりやる気になたなかったのですが、New Zealandにきて割とやるようになりました。
そこで実際にやってみてどうだったのかと言う話を今回は書いていこうと思います。
New Zealandの物価とDIY
New Zealandの今結構ホットな社会問題の一つが物価です。
実は今のNew Zealandでは物価が上がりすぎていてCost of Living Crisisなどと言われています。
そのため、どの家庭でも節約をできるならしていく、ということがスタンダードになりつつあります。
昔から家庭菜園などで自分たちでできそうなことはやると言う国民性はあるのですが、できたほうがいいことというのは増えつつあるように感じています。
例えばこちらは本棚の価格ですが、普通に$1000超えてくるし、なんだか変に華美でシンプルなものがなかなかありません。
DIYをやろうと思った理由
DIYをいやろうと思った理由は以下のとおりです。
- そもそも興味があった
- NZの家はお世辞にも使いやすいとは言えないので簡単なものを自分たちで作って便利にしたいと思った
- 物価が高いので買うよりも作ったほうが安い
日本からNew Zealandに着て痛感するのは日本の家具やさんはいいものが安いな、という点です。
New Zealandの家具は先程も紹介したように、良さそうなものは高いということです。一方で安いものは室がよくありません。
本棚の棚板なんかは普通に本を入れたら普通に曲がります。
一番衝撃だったのはベッドのフレームが真ん中から真っ二つに折れたことです。あれ移行ベッドは買わなくなりました。
こういった理由から、自分たちである程度DIYができれば、家具なんかも安く住みますので色々と美味しいと思ったのがDIYを始めた理由です。
実際にやってみた感想は?
実際にやってみて思ったのは以下のとおりです。
- 予想外に楽しい
- 素人が作ってもだいぶ頑丈に作れるし、市販品よりも頑丈にできる
- 自分の欲しいサイズやデザインで作れるメリットは殊の外大きい
- 材料費だけで住むのでだいぶ割安
- まあまあ運動になる
- 多少ずれたところで強度に問題は出ない(小型のものばかり作っているからかも?)
- 市販品のほうが出来上がりはかなり正確
- 子供と一緒にやるのも楽しい
- 役に立つものをつくって家族に喜ばれるのは幸福度アップに良い
- ちょっとしたものを作るだけで家の使い勝手がかなり良くなる
つまり、メリットが多いということでもありますが、一方でまだ挑戦していない家具もあります。
- 引き出し付きの棚など部品数が多いもの
- 大型の棚やベッドなど重たいものを乗せるもの
- 本棚などの高さのあるもの
この辺はそのうちチャレンジできればと思います。
DIYを始めるにあたって揃えたもの
DIYを始めるにあたって本当に最低限の例えばドライバー、金槌、鋸岳でやるのは相当に無理があると思います。多分これだけで何かを作るのはいろいろな意味で無理ですし、実際に若い頃にこれでやろうとして間接をやりかけたことがあります。
最初に私が揃えた道具は以下のとおりです。
- ドライバーセット
- インパクトドライバーとドライバービット
- 丸鋸とブレード
- クランプ
- 三角定規
- 巻き尺
- のこぎり
- かんな
以下に詳細を書いていきます。
ドライバーセット
ドライバーセットは手回しでネジを締める道具ですが、結局短いネジをつけるにはこちらのほうが便利ですし、狭いところの取り回しも楽です。
また、ドライバーセットはDIYではなくとも使う機会が割と多いので、必需品として購入することもおすすめします。
日本ではあまり見ないスクエアドライバーというのがあります。これはネジ穴が正方形のもので私は簡単なのでこのネジを多用します。
これについてはNew Zealandで購入したほうが見つけやすいと思います。
インパクトドライバー
ネジを締めるときに、すべて手でやろうとするのは無謀です。短いネジはドライバーでやってもいいでしょうけど、長いネジはインパクトドライバー一択です。
インパクトドライバーは、ドライバービットを回す際にある程度硬くなったら内部的にハンマーで衝撃を与えて強く締めることができます。
そのためネジをきつく締めすぎると言う問題もあるのですが、その辺は感覚でどうにかなると思います。
また、トライバービットも合わせて買いましょう。
インパクトドライバーを使うときにドライバービットとドリルビットを買うことをおすすめします。というのもドリルビットでネジ穴を開けてからネジを締めないと木材が割れてしまうからです。
丸鋸
丸鋸を使わないと、大きめの木材を着るのが大変になってしまいます。テーブルソーでもいいかもしれませんが、効果なことと、固定なので大きな木材を切りにくいなどありますから、私は丸鋸をおすすめします。
丸鋸の刃は歯の数が多いほどきれいに切れますので、その辺を鑑みつつ選ぶといいでしょう。
クランプ
クランプは木材を固定するための道具で、Fクランプと直角クランプをもっておくといいでしょう。
これらのクランプがいくつあればいいか、ということですが、それぞれ2つづつもっていますが、若干足りないなと思うことが多いので、4つずつあればとりあえずいいと思います。
三角定規
三角定規は直角を取るための道具です。
DIYでは直角に切る、ということがとても重要になるので、三角定規は買っておいて損はないと思います。
ちなみに学校で使ったプラスチックのではなく、金属製のものになります。
巻き尺
巻き尺は長い幅を測る際に利用します。
テーブルを作るときは例えば2メートル以上の木材を使うこともあるので、それなりの長さの巻き尺をもっておくといいでしょう。
巻き尺の長さですが、個人的には5メートルをおすすめします。
のこぎり
基本的に大きな木材は丸鋸で切ってしまうのですが、細い木材やわざわざ丸鋸を出さなくても切れる程度の小さな木材は手のこが逆に手っ取り早いです。
また、ダボつぎをするときに余ったダボを切るのにも使うので、アサリがないものがいいと思います。
刃の薄さなんかもありますが、あまり薄いと逆に曲がりやすくて使いにくそうなので、最初のうちはあまり薄いものは買わないほうがいいかなと考えています。
かんな
かんなは我が家では何気にドライバーセットの次に使っている工具でもあります。というのも木のまな板がかびてくるので削るからです。
かんなは私はDIYでは木材の面取りに使っています。かんなで角を何回か削ると角が取れていい感じの見た目になります。
DIY道具は日本で買ったほうがいい?
さて、実際にDIYをやろうと思ったときに考えるのは道具は日本で買い揃えたほうがいいのか?という点です。
私は以下の理由で日本で買ったほうがいいと考えます。
- JIS規格に準拠した制度の高いものが買えるがNew Zealandで例えばISO規格に準拠したものを見たことがない、あるかもしれないけど探すのが簡単とは思えない
- 日本で買ったほうが品揃えもよくデザイン性も高いので使っていて楽しそうに見える
- 言葉の壁がないので店員さんに相談しやすい
- 一度買ってしまうとなかなか買い換えるタイミングがない
例えばNew Zealandでもマキタの製品は売られているのですが、日本ほど品揃えが良くないという点でやはり日本で買ったほうがいいのではと思います。
ただ、パワーツールなどの電気を使うものについては、バッテリーの互換性やNew Zealandの電圧でも使えるのかなどは確認してください。
DIYの道具は何であれそうそう壊れるものではないので、一度買ったら長く使うことになります。
なので、道具選びは自分の満足行きそうなものを買うほうがいいと思います。
私はとりあえず始められればなんでもいいか、くらいの気持ちで買ったので、日本の製品を見て悔しい気持ちになっています
DIYをやる上での消耗品
DIYをやる上での道具についてはいいのですが、いかに上げるような消耗品は現地で購入しています。
- 紙やすり
- 釘
- ネジ
- 塗料など
これらは買う頻度が高いことや、ものによっては日本から持ち込めないものもあるからです。
ネジについてはスクエアタイプのものを使っており、塗料はBRIWAXを使っています。
BRIWAXは蜜蝋由来の塗料で結構味のあるテクスチャを出してくれます。
DIYをやる上での注意点は?
DIYをやる上での注意点はいくつかあります。無用なトラブルや事故を防ぐためにも以下の点には注意してください。
- 道具は正しく使う、謝った使い方をすると指が飛ぶとか、致命的な血管を傷つけてしまうような悲惨な事故につながることもあります。
- 騒音には注意しましょう。DIYの道具は大きな音を出すものもあります。特に夜22:30をすぎるとオークランドでは騒音のルールが厳しくなるので、あまり遅くまで作業を続けないようにしましょう
- 木くずが散るので掃除はこまめにやりましょう。おがくずがたくさん出るなら外でやることも考えましょう
- 家の中に木くずが入らないように気をつけましょう
まとめ
そういうわけで、私がDIYを始めるために揃えたものを紹介しました。これが多いか少ないかは人によると思いますが、ひとまずこれだけあれば困らないな、と感じています。
最初にも書いたようにNew Zealandは物価がとにかく高いので、自分たちでできることは多いほどいいと思いますから、移住を期にDIYを始めることはいいアイデアだと思います。